つま先の開き具合はO脚やX脚、内股に限らず大切なことです。
当オフィスの矯正写真をご覧になるとつま先が開いている人もいればピタッと着いている人もいることがお気づきと思いますいます。何故なのでしょうか?
実は、正しいつま先の開き具合は人(足形)によって変わって来るのです。
つまり、つま先を左右つけて立った時、後ろの踵が離れてしまうような場合は踵と舟状骨の突起(内側のくるぶしの下、やや手前にある出っ張り)を左右の足でピタッと合わせて(逆に言えばつま先を開いて)立つのが正しい立ち方です。
この場合つま先は当然離れますがそれが正しい開き具合です。
勿論、つま先を付けても踵が開かなければそれはそれで構いません。舟状骨の突起が小さい場合はこうなります。
一律につま先を付けて立たなければいけない、というのは間違いです。つまり人の足の形によってつま先の開き具合が変わってくるのです。下の写真をご覧ください。
この方の場合はつま先を合わせると踵が開きますが、このとき膝は内側を向いて内股の状態になってしまいます。
これは良くない状態です。
普通、左右の足をピタッと合わせようとすると舟状骨の突起があたってしまいますので僅かにつま先を開いて(親指の付け根で1.5〜2cmくらい)立つのが良いでしょう。
立位で生理的に正しいつま先の開き方があります。それは健康診断時に身長を測るときに身長測定台に乗りますが、この台に足形が描かれています。45°ほどつま先が開いています。これが生理的に正しいつま先の開き方です。
しかしながら、45°くらい開くのは女性としてはチョット変ですね。 |