ここで言う臀部痛は当然のことながら外傷による痛みは除きます。また、痔などによる痛みも除きます。
臀部痛も腰痛と共に痛みとしては非常に良くある症状です。
場所はしばしば腰痛と間違われるのですがお尻の上部になります。筋肉としては中殿筋。この臀部痛はひどくなると股関節周辺の痛みあるいは鼠径部周辺(脚の付け根)の痛みを誘発し、坐骨神経痛とも間違われます。
他院で”坐骨神経痛と言われたけど”あるいは”骨盤がゆがんでいる”とか言われる場合が多いようですが、坐骨神経痛或いは骨盤の骨盤の歪みは全く無関係です。
当オフィスの施術では10年とか20年とかの長い間腰痛持ちという方もよく見えますが、その殆どがこの痛みで2,3回の施術で回復します。
この中殿筋の疲労による痛みは鈍痛で表現的にはジクジクとした感じが適するかと思います。
かなり強い痛みを伴うこともあり歩行などに影響が出る場合があります。
原因は一般的には中殿筋の疲労です。過度な運動あるいはジョギング、ランニング、長い間のウオーキングなどがその主なものですが、急性腰痛(ぎっくり腰)による二次的影響影響でも多く見受けられます。
いずれにしても中殿筋の拘縮(緊張)によって発する痛みです。
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