3.斜角筋が緊張することで肋鎖間隙周辺で神経を圧迫する場合。
4.胸郭出口症候群 といわれるもので第一肋骨と鎖骨の間が狭くなり、軟部組織が神経を圧迫する場合。 これはよくみられますし、肩こりを伴う場合が多いようです。
5.頸部椎間板の膨隆による頸神経への刺激による場合。
これらが一般的にはしびれとなって発現します。総じて頸肩腕症候群などと言われているものです。
頸椎の変位による場合は肩から手に向かって痛みを伴う場合が多く見られます。
肩こりの原因になっていることもよくあります。
いずれにしても筋・神経関与操作を行う必要がありますし、頸椎などの変位を矯正しなくてはなりません。
また、当センターでは保存療法として胸郭出口症候群を改善するための運動をご指導しています。
×線、MRI等によって異常が認められない限りこれらが原因と考えられます。
急性の場合は比較的短期間で済みますが、慢性の場合はかなりの時間がかかると思ってください。
手の指先だけのしびれは手根管症候群などの可能性もあります。
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